2005年12月21日(水) |
理由などあればいい。 |
古今東西、おおよその争いの目的は奪うこと。 なぜ奪うのか? それは得るためである。
あるいは失った何かを。 あるいは欠けた何かを。
それを手に入れたければ戦え。 それを手に入れたければ勝て。
それを持っていないならば、戦い奪い取れ。 勝てば手に入る。
だから、彼らは戦う。
勝てば手に入る。 それだけが保障された世界。 そこで彼らはただ自らが欲するものを手に入れるために戦う。 聖杯などという具体的な装置ではない。 勝てば欲するものが必ず手に入る。 それだけ唯一絶対の規則。 ゆえに彼らは戦う。 そう、戦う理由に具体性などいらない。 勝てば手に入る。 勝たなければ手に入らない。 だから、彼らは戦うのだ。
たぶん、次に書くのはそんな話。 今日、ふと思いついた。 ので、忘れないうちに書いておこうと思った。 単に戦う人たちが書きたいのだ。 そして、Fateやベルセルクが好きなのだ。 だから、騎士とか出てくるファンタジーを書こうと思った。 で、登場人物に戦う必然性が欲しかったのだ。 いろいろと理屈をつけて理由を捻り出そうとしていたけれど、ふと思いついた。 それが上記。 そう、別に戦う理由が書きたかったわけじゃないのだ。 強い奴らが書きたかっただけなのだ。 だから、理由など何でもいい。 理由などあればいい。 そう思った。
|