また大阪に来ればいいと言われたのは正直、うれしかった。 大学時代、あれだけ傍若無人な振る舞いをしていて未だにフラフラしているような僕を受け入れてくれる場所がある、というのはアムロでなくてもうれしいことだろう。 そう言えば兄にも同じようなことを言われた。 サポートしてやるからバイク屋をやればいい、と。 それもうれしかった。 僕の生き方がどんなにいい加減に見えようとも、見捨てないでいてくれる人たちがいることはとてもうれしい。 この人たちは僕にとって仲間であり、家族なのだろう。
みんな、ありがとう。
僕も巣立っていこうと思う。 大学の同期もほぼ大学を卒業して就職していく。 そろそろ僕が最後になってきた。 こんな僕でも受け入れてくれた。 それに報いるために、僕も巣立っていこうと思う。
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