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■ 平謝り
■十月更新あるんかい ……まことに申し訳ありません(滝汗) あああ、もう更新止まりまくってますね!! カウンタの回りが若干落ち着いてうれしいんですが(ぇ) 本当に申し訳なさでいっぱいです(涙)。でもやっぱり日本シリーズ終わるまで時間的余裕が……!!(まてこら) パソコンが手元にないんでですね、なかなか文章が打てない。あーんど最近まで実はテスト漬けでした(大泣)ちょっといいわけ。風邪も引いたし……。 つうか東京寒いですよ!!(涙)もうスズムラさん冬仕様です。つっても冬はミニスカにストッキングなんですけど(寒そうだろうそっちのほうが)。ブーツは当然ながらもうさっさか履いております。だって寒いんだもん!!(開き直りかよ)ちなみに、地元福岡の天気予報の気温を見たところ。 ……まだ残暑かよ(遠い目) まだ暑いのかね友人たちよ(問いかけ)。 とりあえず明々後日には日本シリーズ開幕です!! がんばれダイエー!! 頑張れ斉藤!! 頑張れむねりん!!(ぉ)
■つなぐ手の暖かさ 渋谷は東京の中でもとみに人が多い。安い店が立ち並ぶからか大きな店が集まっているからか、けれど構造はかなり煩雑だ。迷路のような細い道が続いている。道玄坂はどちらかというとわかりやすい場所にあるのだけれど。 「……人の多さは変わらず、と」 大学帰り、そのままバイトに直行の麻衣は、駅から降り立って相変わらずの人の多さに思わずそう呟いた。今年の東京の秋は寒い。もう冬物で十分なほどの気温だ。 最近少々物騒な事件が続いたせいで渋谷の人口は減ったといわれてはいるが、麻衣の目から見れば大して変わった様子もない。賑わいは相変わらずだ。あまり嬉しくはない喧騒ではあるけれども。 「……あれ」 その人ごみの中、麻衣はひときわ目立つ容姿の人物を視界に留めた。 もう少年から青年に変わりかけている、漆黒の美人。どんな中でもすぐに見つけられるほどの、人並みはずれた美貌の持ち主。 「ナル!」 少々驚いて、慌てて麻衣は大きな声でナルを呼んだ。彼が駅の方へ出てくることなど、滅多にないからだ。 麻衣の声に立ち止まったナルが、視線をこちらにやる。麻衣は慌てて彼のほうへと駆けて行った。 「どうしたの? 珍しいね、駅のほうまで出てくるの」 少々早口にそう捲くし立てたのは、注目されているのがわかっていたからだ。大きな声で呼んだ所為なのと、ナルの容姿。当たり前だが、非常に目立っていた。いや、種を巻いたのは自分なのだが。 さぁさぁと思わずナルの背中を押しながら、麻衣はなるの答えを聞く様子もない。そこで始めてナルの表情が動いた。少々顔を顰めて、一言。 「お前は落ち着いて人の答えも聞けないのか?」 「すいませんねぇえ!」 早くこの場から脱したいのは麻衣だけだったらしい。特に気にした様子もないナルに、麻衣は顔を赤くしてめいっぱい怒鳴る。そのくらいの声では、回りの音にかき消されてそこまで遠くに響かないことに漸く気づく。……さらに目立ったことには変わらないが。 「とにかく! 事務所!!」 「まだ用事が終わってないんですが、谷山さん」 「何!」 「紅茶の茶葉の買い足し」 「……」 「淹れようとしたらなかったもので」 いわれ、麻衣は思わず止まって考え込む。そうして、昨日で茶葉が切れていたので、今日かい出しに行こうと思っていたことを思い出した。 「……えーと」 「自分の仕事はちゃんと全うしてもらいたいものですね、谷山さん」 「すいませんでした!! ああもういちいちうっさいなぁ!!」 あくまでいやみ攻撃なナルに、麻衣は頬を膨らませて反論する。だが、どう考えても反論の余地はない。これはただの開き直りだ。 「じゃああたしが買ってくからナル先にオフィスに帰ってて!」 「それともうひとつ」 「何!」 わめく麻衣の手を、ナルの手がすいと掴む。麻衣は目を丸くした。 「へ?」 「ついでだから、どこかの誰かさんを迎えに」 麻衣は、思わず目をぱちくりと瞬かせた。 「……明日東京の天気、雨?」 「予報は見てない」 「いやだって! 雨とか雹とか降らないとこんな珍しいこと滅多にないよ!?」 「たまたま気が向いただけ」 さらりと麻衣の暴言を受け流し、ナルはぐいと麻衣の手を引く。ナルの手は冷たい。長い間外にいたからか、もともとなのか。前者であれば、長い時間麻衣を待っていたのかもしれない。そんな珍しいこと、普段ならありえるわけないのだけれど。 「……ナル、風邪でも引いた?」 「……あんまりだと置いて行くが?」 「いやだって」 言いながらも、胸が嬉しさでいっぱいになる。 手をつないで、歩いて。普通の恋人同士のように。歩調は合わせてくれるけれど、こんなこと滅多にないから。 (ああ、どうしよう) こんな嬉しいことはない。
冷たいはずの手が、暖かさでいっぱいになる。 その手は暖かかった。
■くるしみくるしみ…… あまりに更新しないのもなんなんでと久々に突発sss。ネタに困ったらお手手つなぎかい鈴村さん。いい加減になさい(ほんとにね) つうか今現在いあんまり時間がない!!(急) ああもうコメントは控えめに〜〜!!!(意味不明)
2003年10月15日(水)
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