徒然へたれ日記
鈴村 凛音



 大したことではないですが

■微妙に……
前の日記で言っていたマイナーなオペラの名前は「リタ」と言います。作者はドニゼッティ。いやはや去年までドゼニッティとか間違えてた人がやっていいんですかね?(何) ちなみに今回は何にすっころんでもアリアはドニゼッティものです。一年のうちはモーツァルトが多いけど二、三年あたりはドニゼッティ、ベッリーニ、プッチーニ祭りだと思います。どうだろう(ぇ)。
いや、そんなことは置いといて。リタをやらなきゃいけなくなった原因は、あたしのレッスン中によく遊びにいらっしゃる院のおねーさま。絶不調(先生の前だと喉しまるんだもん……)なあたしに、新しい曲の話ということで、薦められたのがオペラ『リタ』の中の『この清潔で愛らしい宿よ』つー曲でした。

おねーさん「いいんじゃない? 声とか顔とか合ってるよ。可愛い曲だよー。楽譜持ってるから貸してあげる。コピーしておいでよ」

え、やるの決定なの!?(汗)
そんな焦るスズムラは蚊帳の外状態で、何時の間にやら先生と先輩の間でこの曲は決定してしまい、わざわざ先輩は院部屋まで楽譜を取りにいってきてくれました。
え、えーと………(滝汗)。
心遣いはありがたいんすけどねぇ。でもおいらそのオペラ名前しか知らんですよ。困りました。つか『顔にあってる』ってなんだ……?(かなり引っ掛かった言葉)
や、声はわかるんですよ。音域と声質で歌を決めますから。ちなみにスズムラはソプラノで軽い声のくせに高いところカンカン出すタイプではないので(リリコ・レッジェーロといいます。ちなみに今はやりの森麻紀さんはコロラトゥーラ。高い音域で超絶技巧をこなす人)、基本的に娘役が多いです。村娘とかメイドとか。そして何故か男を馬鹿にした歌が多い。何故。いやしかしそれよりも顔!? どんな!?(笑)
とりあえずストーリーわからんと話にならんので調べ回る。しかしワード変えてググってもググっても出てこない。仕方ないのでオペラ辞典立ち読み(コラ)しにジュンク堂へ。
しかしマイナーすぎるらしく載ってないのが大半でして。やっと載ってる辞典(でも五行くらいしか載ってない……)見付け、喜びいっぱいで見ました。以下、大まかな記憶によるあらすじ(ぇ)。

『一幕オペラ。喜歌劇。前の夫ガスパロが行方不明になり、今の夫べっぺと再婚したリタは小さな宿屋を営んでいる。そこへ、リタが死んだものと思っていたガスパロが他の娘と結婚しようと帰ってくる。リタのじゃじゃ馬っぷりに手を焼いていたベッペはガスパロと互いにリタを押しつけあうが、最後はガスパロが巧い機知で難を逃れる』

注目。『じゃじゃ馬』………!?(爆笑)
な、なにじゃじゃ馬って!(笑)つか先輩!! 顔ってホントなんすか!! そんなじゃじゃ馬チックな顔してますかあたし!!(笑)
笑いましたよ。つか歌詞もなんか旦那を馬鹿とかひっぱたくとか男は言うこときくトロイ方ががいいとかすんごいこと言ってる歌詞だったなぁ………ラララ〜♪とか陽気に歌いながら。つか取り合うんじゃなくて押しつけあうんかい……。いやいいけどね(笑)。つかまたこんな歌………。や、かわいいけどさ曲自体は。ただ難しいけどねっ(泣)。
いっそのことそんなキャラで実際生活も極めたいところです。限りなく近いところにはいる気がしないでもないけど(汗)でも男を手玉にとるとかそんなキャラではないしっ! つか極めるんだったらそれもしなきゃダメかしら。や、それは困る。まずみんなに女に思われてない(笑)。
出鼻挫かれ(ぇ)。せめて頑張って可愛く歌います(無理くさい)。

2005年01月27日(木)
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