2001年02月09日(金) |
都立4大学統合だそうです |
本日は珍しく(笑)真面目な話をしたいと思います。
今日の朝刊に、以下のような記事が記載されておりました。
以下、『読売新聞朝刊(01年2月9日)』より引用 『東京都は八日、都立大など都が所轄する四大学を統合することを決めた。・・・(省略)…今後四年程度の移行段階を経て、再編・統合を実施する。…(省略)…都は今年夏までに「大学改革大綱」を策定し、「新都立大学」の具体的な姿を示すことにしている。 統合されるのは、総合大学の都立大学(八王子市)と、都立科学技術大学(日野市)、都立保健科学大学(荒川区)、都立短期大学(昭島市)の四校。…(以下省略)』
(注意!)以下の文章は、とくとくの主観的な意見も多々含まれていますので、鵜呑みしないで下さい。宜しくお願い致します m(__)m
「都の大学が統合する」といううわさは、結構前から聞いていたのですが、私的には「でも実際問題、それはないだろう」と思っていましたので、この記事を読んだときはちょっとビックリしました(笑)
現在「少子(高齢)化」の影響で、大学受験人口が年々減ってきているのですが、その煽りを受けて一部(←…でもないかも…(^^;))の大学が経営危機に陥っているのは明白な事実。 そうした中、各大学は「新たな試み」「独自色」(ex.試験方式の多角化、ユニ−クな学部学科の設置、カリキュラムの向上etc…)等の付随で他校との差別化を図りつつ、「質の高い学生の確保&経営資金の確保」に躍起になっております(もちろんそこには、「自分の大学を多くの学生に受験してもらう」という狙いも含まれております)。 ちなみに最近では、文部省(現 文部科学省)からの要請もあってここ数年多くの大学で実施されている大学院改革が、経営安定の手段の一部になっている大学も少なくないようです(←とくとく推測)。
ただ、以上のような状況は特に「私立大学」に当てはまることであって、「国公立大学」はまだまだ安泰だろうと思っておりましたので(←とくとくの勝手な認識です)、そういうこともあって以上のような都の決断に驚いたわけです(ちなみに今回の統合は、「都の経営する大学におけるトータル的な学生の質の確保」という狙いの方が大きいような気はしますがね(←とくとく推測))。 う〜む、とにかく今後どうなっていくのか注目したいですね。
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