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すれ違った道 - 2004年01月24日(土) 一度すれ違った道が交差する事は なかなか無いのだろう だったらずっと並行のままの方がよかった キミを横に眺めながら ただまっすぐ歩くほうが。 時々 思い出したように遠くのあの人がメールをしてくる アタシは昔のまま そのメールを消す事が出来ない。 内容は変わらず くだらない話ばかり 昨日の夜だった 彼氏が聞いてきた 『○○って誰』 メールを見たときにあの人の名前を見たのだ 初め誰かわからなかった 忘れてたんじゃなくて その名前が出たのが不自然だったから アタシは笑って答えた 『ネットの友達』 アタシはどんな顔をしてたんだろう どこを見て言ったのだろう 『親がお見合い進めてきたらしいよ』 笑えていただろうか 一度離れてしまったあの人とは 又前のようにはなれないだろう 彼氏はアタシを愛してくれる 求めてくれる こんなに愛された事はあるだろうか それほどまでに愛をくれるけれど きっともうすぐそれも終わるんだろう 求められた事を渡せないから 逢う時間が違う 昼間に動けないアタシは夜中しかない けど夜がつらいと言い出した彼 毎日逢いたいと 毎日傍に居たいと そう言われると辛い 出来ないことばかりだから。 いっその事全てを捨てようかと思った時もあった 彼氏も仕事も親も子も どうしてだろう 全てが苦痛でしかなくなり 生きる意味より価値がない そんな気すらしてきた 自分と自分がすれ違うような感じ 心がいくつもあって それが違う道を示す いくつもの風船の紐を手に握り それを一気に離してしまいそうな感じ 今日は笑えるだろうか 明日は笑えるだろうか 明後日は? ほら 道がある 先が見えない真っ暗な道があるよ 水鳥。 ...
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