闇の底に...Cuckoo

 

 

- 2004年08月07日(土)

海に行ってきた
体中が日焼けで辛い。

朝5時台に起きて出発した
車の後ろの席で子どもが騒ぐ
出発して10分もしないうちに
『まだつかない?』
そう言うチビちゃんがかわいらしいけど
ざんねんながら後3時間は着かない。

雨を心配したけどその日中だけ天気予報とは裏腹で
青空が顔を出す
てるてる坊主の効果だろうか

一日遊んで帰る時
車の中で寝つづける子どもを見て幸せに思った
それと同時に彼氏に感謝した
まだ21歳の彼にしてみたらきっと
まるで家族のような形の海水浴は
楽しくなかっただろう
『ごめんね』
そう言うと不思議そうにこっちを見た
どうして?
楽しくなかったでしょ 友達との方がいいでしょ
そう言うと笑いながら
違う楽しみ方だと思うけど
そう言った。

上の男の子 3年生とゴーグルを買い
二人でもぐっては魚を追っていた彼
ビニール袋で手のひら大の魚を
本当に摂った所は『野生児だな』と思った
それも楽しかったようで
なんだかホッとする

なんて幸せなんだろう
結婚していた時には味わえなかった家族の形
嬉しく思った反面
罪悪感に襲われる
アタシ 何してんだろう



キラキラ輝く海
その水平線の向こう側には
血の海に続いている
そこにあるかわからない
『将来の幸せ』を
奪い合うが為に。




                水鳥。


...




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