りとるのひとりごと。
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暖かい一日。
3回忌。
つつがなく終了。
何も考えないようにした。
淡々としていた。
息子がバタバタ動き回っているから気が紛れたのかも。
その後、寿司屋での食事会では息子がおもらし。
オムツをしていたが横漏れしたようだ。
帰宅後みんな寝てしまったので帰ることにした。
「またいつでも来てね」と義母。
いつになることやら。
喪服姿のまま、帰りに本屋や電器屋、ベビー用品店などに立ち寄った。
店内でかなり浮く。
視線を感じつつ気づかないふりをした。
ベビー用品店では、夫婦揃っての買い物が目立った。
赤ちゃんを抱く夫、夫と相談しつつ品物を手にする妻。
目をそらしたくても、何処を向いてもそんな光景ばかり。
うつむいてばかりもイヤなので胸を張った。
家に帰ってさっさと喪服を脱ぎ、横たわる。
眠くて眠くて疲れた。
ゆうべ息子の夜泣きがことのほか激しかったから、正直言って 読経の間も眠かったのだ。
ダンナ、おりてきたかなー。
手を合わせつつ心の中で「バカ」と3回唱えた。
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