みかんのつぶつぶ
DiaryINDEX|past|will
脳腫瘍のページにいらしてくださる方が、彼が行くはずだったホスピスのある総合病院にお勤めの方だった。ホスピスへの入院予定リストにお友達の名前をみつけ、脳腫瘍の闘病記を検索されて私のページに辿り着いたとゲストブックにメッセージを残してくださって。 ありきたりだが、運命の糸、出会う時期だという何かの力を感じた。
一周忌も過ぎ、私のなかでも微妙な区切りがつき始めていることは確かだ。「過去」という「場面」になろうとしているあの日々、彼の姿、私の想い。 ホスピスでのお話しを聞くことで、「今」を見つめる。
午前5時半。 東に朝陽が立ち上り、西には月が浮かぶ。 危ういバランスに鳥肌が立つ。 街灯がまだ消えない冷えた朝方は、懐かしい感覚と共に恐ろしいほどの速さで記憶が巻き戻されてしまう。そうしてまた不安に陥る自分を見つめなおし、この先への見通しをあれこれ考えたりもするのだ。
脳は眠らない。
|