みかんのつぶつぶ
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2001年9月の闘病記をこちらへ転記。かなり鬱。 耳鼻科で処方された安定剤も、眠気はなくて、頭がポーっとする程度。 おかげで苛立たなくていいかもね。しかし相変わらず内側からの雑音はひどい。 大きい音はどこかで聞いた音。そう、心電図の波形が直線になった時の音。
お風呂のお湯が溜まる様子を見ながら、ふっとひらめいたことがあり。 息子が骨付きチキンカレーに激怒をした理由。 私達は、火葬場で骨になった彼の身体を見たのだった。 棺も肉も焼け落ちた骨の姿。熱気を帯びたその姿。
だから、骨はちょっとね・・・ そうだったね・・・とか。
最後はこうなるってことを見せつけられた感じだった。 終わった、終わったんだ、終わりなんだ、って。
ススキの穂を見ながら病院へ通った日々。 悲しい季節です。
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