誰かのコト 私のコト
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題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、
母の様子や入院等についての内容が書かれています。
ここに、ガンのコトが少し書いてあります。
早く会社を出ようと思うのだが 金曜はなかなか難しいのが現実。 それでも仕事をやりっぱなしにして20時30分に出た。 電車は混んでる。
乗り込んだ車両に酔っ払いが二人いた。 メガネをかけている酔っ払いが、 つり革にぶら下がってユラユラしてる 一生懸命もう一人の酔っ払いになにか話しかけている。 もう一人の、グレーのコートを着た酔っ払いはやたらに笑顔。
10分程度経って駅についた。 グレーのコートを着た酔っ払いが降りるのか カバンを網棚から下ろした。 降りるよ、そんなことを言った様に聞こえた。 次に耳を疑うような言葉をメガネの酔っ払いが言った。 降り方がわからない。
?!思わず振り返った。 グレーのコートを着た人は少し酔いがさめたのか メガネの人の腕をつかんで、電車から降ろす それと同時にドアも閉まる。 ちょっとこっちが焦った。 コートが挟まったら?とか持ち物は?とか そもそもメガネの人は、この駅で降りるのか?とか。
電車からあまり離れてない酔っ払い達のためにか、 もう1度ドアが開いた。
電車は何事もなかったように 駅を後に加速をはじめる もう少しその後を見たかったなと私の気持ちも 同じスピードで加速した
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