
uchie◎BASSMAN’s life
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2004年04月03日(土) ■ |
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■Session |
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某バンドとセッションをしに行った。 まったくの初対面の人達なので、演奏1時間前にボーカルの人と話しをした。一見強面な印象だったけど、話してみると結構好感の持てる人だった。 他メンバーは20代前半のギターと、20代前半の女性ドラマー。女性ドラマーとセッションするのは初めてだ。どうなるか興味深かった。 スタジオに入るとまずは適当に音合わせするかと思いきや、オリジナルの曲で合わせて欲しいと頼まれた。フリーセッションに持ちこんでイニシアチブをとろうかと思っていたが、いきなり的がはずれた。 曲は2曲。コード進行と構成を聞いてすぐさま演奏した。イントロからキメが多くて大変だった。こういうことはもともと得意な方ではないが、それでもここ1年ぐらいいろんな人とセッションしてきたせいか慣れてきた。歌メロ聴きながらフレーズを組み立てたり、ドラムとのコンビネーション考えたり。ロックのアレンジなんて大抵パクリばかりだからなんとかなる。でももう少し理論が分かっていればもっと早く合わせられるんだが。 4回ずつぐらい演奏した後は、ブルースなどのセッションになった。3コードというのもたまにやってみるとなかなか難しい。初心者でもすぐ出来る代わりに、洒落た感じに個性を出すのが大変。ただの“どブルース”になるとどっかで聞いた風なサウンドになってうんざりしてくるからだ。普段はあまりやらない2フィンガーもやってみた。 みんな僕のプレイに満足してくれたようで良かった。まったく知らない人間と狭い部屋で3時間も過ごせるなんて、音楽とはすごいもんだ。 と思いきや、ギターの彼が「どこかで見たことがあると思ってたんだけど、前に対バンしたことありますよ!」と言ってきた。 悪いがこっちは覚えてなかった。しかし場所も日にちも一致していたので間違いない。そのときのライブはなかなか調子が良かったし、誰もやってないようなテクニックも出してたから印象に残ってたんだろうな。実に嬉しいことだ。音楽をやってるとこういう偶然の出会いが実に多い。不思議だ。
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