uchie◎BASSMAN’s life

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2005年01月12日(水)
■Live at SHELTER

the freaque 2nd GIG。

はじめてSHELTERのステージに足を踏み入れた。リハでベースの立ち位置に立ったとき、あの落瀬学の存在を感じた。9年前、彼はここにいた。薮蛇古屋は下北系を代表するバンドでここシェルターでもワンマンを行っていた。その頃僕は、ステージの一番前で落瀬学のベースプレイをかじりついて見ていた。
落瀬さんはまだここにいるかもしれないと思って、
「やっとここに来れたよ」と心の中でつぶやいた。その瞬間、落瀬学の空気を感じて緊張が走った。
Stingrayの裏には今でも薮蛇古屋のステッカーが貼ってあるんだ。僕にとって、SHELTERに出演するというのは、他のバンドマンが言うようなステイタスでもプライドでもなんでもない。軽々しくSHELTERに出たいとか言うなよ。僕はただ落瀬学と同じ場所にいたいだけだ。ここでベースを弾きながら飛び跳ねる彼を見るのが好きだった。“マスカットジュース”“イニシアチブ”“いわし雲に乗って”“チクショウ”“こわれた子供”、最高のベースだった。

楽屋に内線が入り、SEのジム・オルークの曲が流れ、僕らはステージに向かった。


P.S. タクミ、ありがとう。SHELTERに出れたことも、君が歌っている姿も嬉しかったよ。