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| 2006年05月14日(日) ■ |
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| 神様は不在 |
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大規模なサイクルが幾つも折り重なって 大きな世界の目に見えない規模の途方もない数の偶然で 小さな人間は存在している。
けれど生まれてから死んでしまうまで いったいどれだけの人間がそれを考えるだろう。 考えることはしても、感じることがあるだろうか。
小さな世界に必死で。 その小さな世界の中にすら 自分を見失わないように精一杯なのに。
私。 他と私を区別するもの。 オリジナリティって何であろう。 DNA塩基配列蛋白質細胞の組み合わせ?
細胞<カケラ>の一つもあれば まったく同じ固体は出来上がる。 反応ですら刺激に対する電気信号。 記憶<ナカミ>がそっくりコピーできるのも きっと時間だけが問題。
経験したことがないのに しっかりと記憶している。 触れ合ったこともないのに 彼の肌とその熱を思い出せる。
倫理の問題すらもきっとなくなる。
そうなった時。 私が私の世界に私を見失わずにいる方法はなんだろう。
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