散る花を - 2001年11月14日(水) 春浅く 薄暗がりに 散る花を 躊躇せず踏む あなたを憎もう ………… もう振り向きもしない、たとえ隣にいても目線をくれる事もないあなたの後ろを、それでも呆然とついていく。日暮れ、舗装されたばかりのアスファルトに、白い花弁が点々と散っている。美しいと思う。わたしの中に何かを賛美する部分が残っていたことを、あなたは知らないだろう。きっと知らないままだろう。 ********************** ************ *** * 今朝はもう、死ぬかと思った。やってはいけない間違いをしてしまった。消毒液に浸かったコンタクトレンズを、あろうことか保存液で洗うという行程を抜かして、即、目に入れてしまった。昨晩、一本で洗浄も保存もOK、というタイプの洗浄液で洗ったつもりが、実は消毒と保存が別々のタイプ(の、消毒液)で洗って漬けていたらしい。確認したつもりでいたのにな、ああ、もう。 装着した瞬間、痛いというより「熱い」という感覚が左目を襲ったので、すぐに私は自分の間違いに気付いた。しかし、時既に遅し…。それでもどうしても早く家を出ねばならない日だ。遅刻するわけにはいかない。水で洗って目薬をばしばし差して、眼鏡で出る。やばい程痛い。自転車に乗ると向かい風が痛くて目が開かない。切ない…。 今も痛くて目が真っ赤。片目だけアルビノの兎のよう。まあでも、眼科のDr.は「今回は表面がべろっと剥がれたわけではないので、充血がひいたらコンタクトしていいですよ」とおっしゃっていたので、とりあえず安心…。 -
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