夕暮塔...夕暮

 

 

別れの曲 - 2001年11月23日(金)

生後三ヶ月の赤ちゃんを抱っこさせて貰う。暖かくてやわらかい、そっと扱わないと壊してしまいそうだ。眠たくてぐずっているのを、鼻歌を歌いながらあやしていると、そのうちに眠ってしまった。子守歌は歌えない気がして、「別れの曲」。寂しいメロディだけれどとても綺麗だと思う。携帯電話の着信音も、この曲からずっと変えていない。
弟がうんと小さかった頃を思い出す。いつもこぼれんばかりの笑顔で、黄色がよく似合った。陽に当たった銀杏の葉のような色。笑うとそこから一気に世界中が花で満ちるような気持ちになった。一体どういう因果なのだろう。


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