夕暮塔...夕暮

 

 

君の悲傷を愛そうと - 2001年12月18日(火)

愚かしい君の悲傷を愛そうと 救われぬ予感 無視して抱き取る




…………




恋に彼岸などあるわけもない。腹立たしそうに吐き捨てるそのひとの傷に、できれば触れないようにしたかった。深く胸の奥を探り、言葉にするほどに傷は深くなっていくように見えた。けれど彼は触れて欲しいと望んでいた。傷はもはや化膿して毒を孕み、その毒を吹き出す相手として選ばれたのがわたしなのだった。癒して欲しいという無言のメッセージは、深く傷つけて欲しいと望む自虐性に、酷く似ている事がある。


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
←過去  未来→

Mail 日録写真