夕暮塔...夕暮

 

 

雪の炎に - 2002年02月07日(木)

瞼閉じ 雪の炎(ほむら)に霞みゆく 君は泣いてもその手を離すな




…………





雪の炎が立つ、激しく吹き荒んで足下から沸き上がるようにその姿を隠す。私は泣きそうになるのを必死でこらえて、涙がこぼれないうちにひたりと目を瞑る。その手を離したらだめだよと、伝えたいけれど喉まで凍りついたように言葉が出ない。もういっそ世界の幕を下ろしてしまいたい、衝動的にそんなことができる人間だったら、私はもっと、楽に、生きて来られたのに。





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風邪が完治したばかりの友人から電話、「週末に食事でも…この間のお疲れ会って感じで」。共通の友人が結婚する、そのお祝いの席をささやかに設けたのだ。今週末に出掛けるのには今ひとつ気分が乗らないけれども、とりあえず約束をする。場所は私が決める事に。トムヤムクンが飲みたいけれど、さてどうしようか。



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