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花は枝垂れて春の顔 - 2002年03月19日(火) 夢衣 花は枝垂れて春の顔 夕暮れを待ちてその下に立つ ***************** ***** *** * 今週末の美容院の予約を入れた後、買い物に出る為にシャワーを浴びてゆっくりお化粧する。ベースは薄く、シアーナチュラルなリキッドに軽いパウダーを乗せるだけ。洗顔方法を思い切って変えたのが功を奏しているらしく、ここの所肌の調子がとてもいい。それだけで気分が良くなる、私は本当に単純な女だ。 ケーキを持ち帰る為にしばしば立ち寄る喫茶店、大きなフラスコのようなガラスの器に、水出しコーヒーがぽとりと落ちる。私の持ったグラスの中にも同じものが入っている。大きな半円テーブルの隣では、今日採用面接を受けたらしいアルバイトの青年が、長く勤めている青年から説明を受けている。受け答えの印象からは、何だかあまり期待できない感じだ。これでいいのだろうか。店について説明を続ける青年の物腰柔らかで淀みない口調と気遣いを考えると、随分レベルが落ちる気がするけれど。 予想より早く、あちらこちらで桜が咲いている。植物園に行こうと約束した、あれをいつにしようかとぼんやり考える。 -
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