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君眠る春はましずか - 2002年04月01日(月) 君眠る 春はましずか その夢の端に立ちたく目蓋閉じる午後 君眠る 隣にひらりと滑りこむ 風は梅の香 春はましずか ********** ******* *** *** * 深夜、2階リビングのベランダに出て夜の空気を吸い込む。左手にはビールの缶。玄関向かって左に咲く白梅は今が盛り、涼やかな気品のある香気が一帯に満ちている。欠けてゆく月は僅かにおぼろ、梅の花はその光で雪が積もったように見える。私は幸せな気持ちで暫し月見と花見を楽しんでから眠った。 -
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