夕暮塔...夕暮

 

 

言葉よりよほど - 2002年04月12日(金)

気まぐれな あなたの掌は暖かで 言葉よりよほど正直だったと




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傘を買った。前のは、実は実家に帰った時に置いてきてしまったのだ。気に入ってはいたけれど、わざわざ送って貰うのも大変だし(傘の入るような箱なんてなかなか無いだろう)、それ位ならと思って、前お店で見てからずっと気になっていたのを迎えに行ってしまった。少し生地が薄いのが気になるけれど、雨の日にも気持ちが浮上しそうな、淡くてかわいらしい模様。嬉しい。空ばかりに気を取られて暮らしている私には、雨がとても辛いから、この傘があったら雨の日にも心に張りが出ていいだろう。この高揚感がいつまで保つかはわからないけれど、私はこの傘をきっととても好きになるような気がする。




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ああ、またあの子のいない生活が日常になろうとしている。瞳の三日月のカーブ、目尻のはねる笑顔を思えばたまらなく寂しい。けれど仕方がない、選んだのは私なのだからと自分を無理に説得してみるが、一瞬の後には空虚だ。




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