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夏に至る - 2002年06月21日(金) 夏に至る かがやく緑の道を行く 待っていてじきに君に向かい合う *************** *** ** * 生徒達とトランプをして、少女1人が臍を曲げたまま時間終了。駅までの眩しくてやや長い道のり、朝はバスだけれど帰りはいつも歩く。公園沿いの遊歩道は季節の花が咲いて美しいから、雨の時でなければ別に苦にはならない。公園に繁ったくちなしの花、私はあたりに人気がないのを確認してそっと近づき、花に顔を寄せる。…いい香り、飽きる事などない、初夏の美しい甘さ。寝室に鉢を置きたいけれど、香りにつられた小さな虫が沢山ついた事件を思い出すと、正直な所かなり腰がひける。書泉に寄ってあちこちで新刊を物色する、欲しい本は沢山あるけれど今日は寄る所があるし、荷物が重くなるのには抵抗がある。丸山健二の『夕庭』が平積みになっているのを見つけて内心歓喜した、嬉しい、この間探した時は見つからなかったのに。岩井志麻子の単行本、毒々しいような苺のカバーは好みじゃないけれど、内容は割といいかもしれない。でもこういうのなら立ち読みでささっと最後まで読めてしまいそうだし、読み返す気にならないかも。購入はちょっと考えよう。 -
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