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笹の葉の - 2002年07月04日(木) 笹の葉の舟の上灯るホオズキの赤き光のくゆる薄闇 ************* ****** ** * 久々に白衣を着ると何だか微妙な違和感、でもどこか高揚しているのも確か。「ふふふ、これが僕の本当の姿ですよ」などとうそぶいていた川原先生の言葉もすっと入ってくる気がする。でもあれはあながち冗談とも言えないらしい、白衣を着ている時はとてもいきいきしてらっしゃるし、普段のデスクワークは彼にとって相当負担なんだろう。 ドラマ改変の時期、でも今度のはあまり興味をそそられるものがないようだ。この間まで見ていたのは「天国への階段」、本上まなみ演ずる役どころが好きだった。最後まで追い風の吹かない恋なのに、決して卑屈にならない、芯が強くて綺麗に背筋の伸びた女性。もう一度あの台詞を聞きたいな、いい言葉だった、…カシワギさんが払って下さい、割り勘の関係は、もう終わりにしたいんです。裕福な主人公が何を懸念してわざわざ割り勘という頑固な一線を引いていたのか、見透かした上できっぱり手の内を明かす、あのやり方は爽快だった。 -
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