夕暮塔...夕暮

 

 

静かに沈む - 2004年07月22日(木)

常々わかってはいることの筈なのに、心から尊敬する人によって直面させられたら格段にリアルで痛いものだと思う。自分の浅はかさを改めて噛み締めれば、どこかがぎゅうっと絞られたように悲しくてつらい。もっと物事を深く緻密に考えられるようになりたい、けれどどうしたらそうなれるのだろう、それすら濃密な霧の中だ。明らかに正しくて私には見えていなかったものを突きつけられれば、自分の愚かしさばかりが浮き彫りになる。こういう時には、悔いるべきものも責めるべきことも自分の内側にしかない。声も涙もなく、静かに沈む。


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