夕暮塔...夕暮

 

 

緑陰に足を - 2004年08月15日(日)

葉月半ば越える日は深き緑陰に足を浸してサイレンを聴く




…………





風涼しく、緑濃く、犬は木陰でゆったり昼寝している。

この小さな島国から戦争を経験した人が絶えたら、8月15日はいつか何の意味も持たず、ただの月半ばを知らせるだけの日になるのだろうか。私は遠くそんな夏を見るのか、今は高波が押し寄せるように悲しい、海外で戦死した外祖父の兄弟たちを思う季節でも。





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