「色の名前」 角川書店
これはもともと光琳社出版から発売されていた 「宙の名前」「空の名前」に続くシリーズの第3弾、 「色の名前」を角川書店が改めて発売したものです。 (光琳社出版は残念ながら倒産してしまいました。)
自然に由来する色の名前を、写真と文章で紹介する色名図鑑です。 図鑑、といっても、自然の写真を使っているので、写真集といったほうが正確かも。 写真がとても綺麗で、見ていて癒されるんですよ。
この本の序章が「虹の章」。 まずは虹から始まるのです。
「虹の原理」、「海はなぜ青いか」などのコラムもあったり、 色名を和名、中国名などで紹介してもあるので、 見るだけでなく読み物としてもきちんと楽しめます。
自然の色でも知らない色って結構あって、色の名前だけ聞いても どんな色だかわからなかったりするんですよね。 微妙な色の違いなんかも。 気づいたときに調べてみたりするのも楽しいですよ。
そして、ふとまわりを見わたすと、 思いのほか沢山の色彩に囲まれていることに、気づかされます。
浅倉さんのCDが「虹」をテーマにしている、 と聞いて思い出した本を紹介してみました。 いや、なんの関係もないけども(笑)
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