日々是迷々之記
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2004年02月11日(水) 今、教育の現場はすごい!

と、思った。美容院で隣に座った女性の話を総合すると。

隣の女性は私と同じ位の年だった。私が髪の毛に薬剤をしみこませ、浸透するまで待っていると、隣の女性が担当の美容師さんと会話を始めた。彼女は近所の小学校の先生らしい。

女性「授業参観がやりにくいんですよ。」
美容師「子供たちが話を聞かないとか?」
女性「いえ、そんなことは全然無くて、父兄がうるさいんです。」
美容師「はぁ?」

女性は堰を切ったように話し出した。あーら、奥さん素敵なお洋服、とか、お休みはどちらにいらしたの、とか、授業中なのに。あまりにずっとしゃべってる方には廊下へ出ていただく(!)んですけど、それでもまだしゃべっていて、だんだんハイになって廊下に響き渡る声で「おほほほほ!」とか談笑してるんですよ。とのことだった。

信じられない話だ。私の世代だと、授業参観は子供に緊張が走り、父兄は何か監視するような心持で参加していたような気がする。それが「おほほほ!」とは。

女性は父兄のものすごいファッションについても語りだした。「学校へ行こう。」の授業参観コーナーに出てくるおばちゃん(エゲツない浜崎あゆみ風の50代なかばのおばちゃんとか)なんて、かわいいもんですよ。夫婦揃って迷彩模様のアメリカ軍みたいな格好でナス型サングラスで安全靴で来る人もいるんですよ。子供たちが、「うわっ、戦争や!見てみ!」とか聞こえるくらい大声で言ったりして。本当に親のほうをどうやって扱っていいのかわかりません。」とつぶやくのだった。

うーん、すごい話だ。授業参観で教室の後ろに軍服の渡哲也夫妻(奥さんがどんな人かは知らないけれど。)が立ってたらそりゃきついだろう。

いやはや、何だか給食費を「ただなんとなく。」とかで払わない親のことを思い出してしまった。

だんだん将来子供を持とうという意思が薄れてきてしまう。子供が嫌いというよりも、そういう世界に仲間入りするのがなんか嫌なのだ。マンションの階段の踊り場や、スーパーの通路のど真ん中で延々とだんなの愚痴を話し合ってるおばさんと同じにおいを感じてしまう。

かくいう私のようにだんなさんと趣味関係の友達しか話す相手がいないってのも問題なのだろうが。(よく考えたら、マンション内に知り合いがいない。)

そんなこんなで、髪の毛を切って、ストレートにして、すっきりしたという気持ちよりも、軍服で授業参観に来る夫婦にココロをわしづかみにされた一日だった。少し損をした気分だ。


nao-zo |MAIL

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