日々是迷々之記
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最後の最後で夏休みを取ることができたので、和歌山県は太地町にクジラ料理を食べに行くことにした。珍しくキャンプじゃなくて宿泊まりである。
台風が近づく中、家を6時半に出て駅まで歩く、7時15分に最寄りの駅から電車に乗り、天王寺、和歌山、御坊、紀伊田辺と乗り換えをして本州最南端の駅である串本駅に到着したのは12時25分だった。
このJR紀勢線は無人駅が多い。しかも半分以上が特急列車で、そういった無人駅には2時間に1本程度しか電車が来ない。その普通列車も2両編成のワンマン列車である。2両目は駅に着いてもドアが開かず、1両目の一番前のドアからのみ乗降できるようになっている。面白いのは車掌さんが、駅に着くとこっちを向いて、料金箱の番をしていることだ。なんか市バスみたいやなぁと思った。どの駅から乗ったらいくらという電光掲示板があったのもバスっぽい。
串本駅でだんなさんと待ち合わせをしたわけだが、まだ来ていなかった。ので、近くのスーパーを物色する。魚売り場に知らない魚が売っている。寿司売り場には「めはり寿司」や「さんま寿司」が売っている。南紀に来たなぁという気持ちになる。
ほどなくしてだんなさんがやってきたので、ここからは車で太地町に向かう。途中、那智勝浦の漁港の近所で食事をした。「まぐろうどん」なるやけくそ名物的メニューがあやしい光を放っていたが、無難に「ざるそば寿司セット」にした。ざるそばにマグロ、えび、いか、そして中トロが1かんづつ付いて、1050円。しかもおいしいのでよかった。
3時過ぎたので宿に向かう。今日の宿は国民宿舎「白鯨」。宿に着くなり、大浴場へ。ここは温泉なのがうれしい。海に向かって開けているのでときおりざばーん!と窓に波が当たる。窓の上の方に赤い海草がへばりついている。
温泉から出ると、早速ごはんだ。普通の夕食に、くじら竜田揚げ、くじらベーコン、くじらの味噌和えを追加注文。ビールで乾杯して、地酒「太平洋」を熱燗に切り替える。おかずがめちゃくちゃ多いので最後はめちゃくちゃ満腹になってしまった。食後にもう一風呂浴びたら、すぐに寝てしまった。
本当ならカヤックを出して釣りでもしようかと思っていて、台風でお流れになったわけだが、これはこれでまぁいいやと思える一日だった。
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