つらいよ。

今朝、いつもより10分寝坊。
そして、新聞を読まなかった。
いつもの日課で新聞は読んでいくのに、
今日に限っては、なぜか読まなかった。目の前にあったのに。
・・・ここから何かが普段より狂っていた。

学校に到着。
教室で泣いている子がいた。
「なぜだろう??」なんて疑問を持ちつつ、
いつも一緒にいる友達と話した。





「今日の新聞読んだ?」

「・・・読んでないよ。」

「T君が、、、事故で亡くなったって。。」

「うそ・・・。」




すごいショックで、、、言葉がみつからなかった。
彼とはあまり話したこともなかったけど、
4月から同じクラスやったから面識はあった。

自然と涙がこぼれた。。
ぬぐってもぬぐっても、溢れ出てきた。。。

そんな中、頭の中をグルグルと色々な感情や思いが巡った。

なんて、人の命ってあっけないものなんだろう??
人間「ひとり」の存在って、なんて大きなものだったんだろう。
ただただ呆然としてた。心にぽっかり穴が空いた気がした。

物心ついて、こんなに身近に、
人の「死」というものに直面したのは初めてで、
どう受けいれればよいのか分からなかった。
あまりにも信じられない出来事だった。

静まり返った教室だった。
朝のホームルーム。先生が泣きながら、このことを伝えた。

無常にも1時間目から4時間目まで実習で、
無心で実習してた。何も考えたくなかった。
現実を受け止められなかった。。。

学校が終わった後、お通夜に行く用意をするため、
いったん家に帰り、会場まで行って来た。

会場に着いて、、、、
これが「現実」なんだと思い知らされた。
お焼香をあげるとき、、、もう凄く辛くて、また涙が出てきた。
たくさんの人が来ていた。。
いろんな人に愛されていたんだね。
産休で休んでいた先生も来ていた。
こんな形で会うなんて、なんて皮肉なんだろう。。

取り残されてしまった彼女が可哀相でしかたがない。
あんなに仲のいいカップルだったのに・・・いたたまれない。
今、どんな気持ちで時間を過ごしているだろう?
「つらい」なんて言葉では表現できないぐらいの辛さを、
抱えているのかな。。
あたしが、もしこんな状況になったと考えたら、、、
気が狂ってしまいそうだ。
最愛の人がいなくなってしまうのだから...

あたしにできることは何も無いんだ。
一緒に泣いてあげることしかできない。。無力だ。

今日一日、人間的に考えることが多くて、
精神的に疲れてしまった日だった。
TAKURO氏の誕生日だったのに、
今のこの状況じゃ、お祝いの言葉は言えないな・・
2003年05月26日(月)

LIFE IS DOUGHNUT / サァ

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