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おとなの隠れ家/日記
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2002年01月11日(金)
「続・深読み」の番外編



想いが、心の中でぼんやり形を見せ始めたころ、
これは 一体何物? と考える。
考えていると、その想いは いろんな言葉に変換されていく。
興味? 好奇心?

もともと、感情を言葉に変えるのは難しく、思いつきの言葉が
文章になりきれないまま 繋がっていく。
そして、その未完成な文章は、数回、頭の中に戻されて、
別の言葉や言い回しに変えられていく。
友情かもしれない。 恋に恋をしてる? 
本当に恋に落ちたかも。 これは愛情なのかな?......と。

ただし、なんとか格好のついた、それらの言葉には
目に見えない有効期限があるようだ。
当たり前の話だが、その時の気持ちが言葉に置き換えられるわけで、
気持ちも変われば、伝えたい言葉も変わるだろう。

私は、今の気持ちだけ伝えてほしい。
今まで隠していた想いでなく、将来に向けての想いでもなく
今、この時の気持ちを。 
そして、その発せられた言葉が、時間とともに効力を失った時
それもまたそれで、伝えてくれればいい。

「始まりがあって、終わりがある」
何度も言われた。
自分でもよくわかってる。 
今の気持ちが、やがて変わってしまう日が来るだろうということを。
その時がいつくるのか、相手の気持ちが変わるか、自分なのか、お互いなのか。
だから、伝えあう事に、こだわっているのかもしれない。
気持ちは生き物だと思っているから。 先のことなんて わからないから。

もう一度、自分自身に問うてみる。
言葉がほしいの? 
否定はできないけど、ちょっと違う気がする。
心にしみ込むような声、 きつい位の抱擁、 そして暖かい体温。
そう、気持ちを伝える方法は いろいろあるのだから。
ただ、そんなことを感じることが出来ない時に、
不安や寂しさから救ってくれるものを求めているのかもしれない。
触れられない時に、存在を確信できるものを、探しているのかもしれない。