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おとなの隠れ家/日記
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2002年01月31日(木)
言葉が必要ないぐらいの想い



そこに書かれていた言葉に動揺した。
何度か読み直して、自分の心の動きに探りをいれてみる。

この「言葉が必要ないぐらいの想い」とは
一体、どんなものなんだろう.....と考えている私は、すでに
未熟者。(苦笑)
言葉が必要ないわけだから、語るのに難しい、もしくは言葉に
置き換えづらい想いに違いないわけで。

相手が言葉にしないのは、かって言葉にした時に信じてもらえなかったり、
誤解されたり、責任を押し付けられたり.....
純粋な言葉のはずが、それを発することによって、
それまでの二人の関係が別の物に変化してしまった経験を
持つからだと思っていた。
「好きだよ」その一言さえ、慎重に取り扱わないと、
ただありのままの気持ちを伝えただけなのに.....では、
すまない危険な言葉として認識しているような気さえしていた。
そこには女がしかけたワナともとれる作戦が潜んでいた可能性
もあるのだけれど。

自分を振り返ってみると、愛情表現を直接意味するような言葉は
ほとんど使わない。
私の態度を見てたらわかるでしょ? と思うから。 
そんな想いこそそこに書かれている
「言葉が必要ないぐらいの想い」なのかもしれない。
ん? まてよ。 私もそう思っている? 
最初にその書き物を読んだ時「これが男の気持ちなんだろうな」と
受け止めていたけれど、
私だって、同じようなことをして、同じように考えているじゃない。
なのに、相手の想いについて、考えていなかったことになる。

こんなに想っているのに、伝わらない などとほざく前に、
相手の想いを受け止める作業に落ち度がなかっただろうか。
表現力に個人差はあるだろうが、私と同様、相手もそれなりに
伝える努力をしているのかもしれない。
私よりも言葉の重みを感じているのかもしれない。

「何がほしかったんだろう」
ここまできて、やっとこの言葉の重みを実感する。
終わってしまっては、その謎も闇の中。
ただ、終わる理由に、終わった感想に、私はこの言葉を聞きたくない。
伝わったら 終わらなかったのかな と疑問が残るから。
ただ、直接「何がほしかったんだろう」なんて聞けることはないだろうな。
それだけ、この言葉に悲しさを感じた。
そうなる前に、相手の想いを感じ取れる努力をしてみようと思う。
「私は今、こうしてほしい」と伝えたいのならば、
「相手は今、何を求めているんだろう」と同時に考える努力を。