2001年11月02日(金) |
おすもうさんの夢を見そう(ちょっとイヤ) |
ね…眠い。 最近、夜更かしが続いてるので、堪えているようです。 もう若くないってことでしょうか? 夜更かしって言っても、ずっと起きてるわけじゃなくて、 例えば昨夜の場合だったら、途中で1時間半強のうたた寝タイムが入ってるんですが。 やー、そんなもんじゃ、焼け石に水、なんでしょうねえ。 肌荒れも気になってるんです。 やっぱり、寝なきゃダメだ〜。人間、壊れますね。
京極夏彦「どすこい(仮)」読了。 睡魔と戦いながら読みました。 うん、私は好きだな、こういうの。 「小説すばる」の連作だったみたいね。 繋がってないようで、微妙な細いラインで繋がってる、7つの掌編。 タイトルが、様々な余所様の小説をもじったものになっていて。 「四十七人の力士 作・新京極夏彦」 「パラサイト・デブ 作・南極夏彦」 「すべてがデブになる 作・N極改め月極夏彦」 「土リング俵・でぶせん 作・京塚昌彦」 「脂鬼 作・京極夏場所」 「理油(意味不明) 作・京極夏彦」 ここまでが雑誌に載った分で、あと書き下ろしが1編。 「ウロボロスの基礎代謝 作・両国踏四股」 どうです? これだけで笑えません? 内容は、とにかく、すごい。や、いろんな意味でね。 必ず1体は出てくる、髷にまわし一丁の力士(姿の、なにか) 意味もなく暴れまくる女編集者。 駄作を書き散らす作家。 トンデモナイ密度のデブ人口。 くすくすと笑いつつ読んでいたら、娘が「何が面白いの?」とのぞき込んできて、 非常に困りましたね。 だって、子供には説明出来ないのよ、この面白さは。 もー、全編、馬鹿馬鹿しいんだもの。 なのでまあ、京極作品と思わず、それぞれの、新京極だか南極だか、月極だか京塚だかが書いたと思って読むとイイよ。 私は「脂鬼」がよかったな。
恩田陸「ライオンハート」読書中。 いいです、これ。 すごく、ドラマっぽい〜。 読んだら、ネタバレが書きたくなりそうな予感が…… 後書きによると、SFなメロドラマなのだそうで。 続き読みたいけど、今夜はダメね。 布団に入ったら、つぶれるって!!
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