各地で桜も咲き始め、ついに春が来ましたね。 あの極寒のなか馬に乗らなくていいと思うとほっとします。 今回のテーマ 「観点の違い」 数日前にブラッド・ピット主演のトロイという映画を、同じ牧場の友人から借りました。 友人が面白かったとのことなので、借りてみることにしました。 歴史物は好きなほうなので、借りた当日さっそく見ることにしました。 内容は・・・ 紀元前12世紀のトロイ戦争の話なのですが、ブラッド・ピット演じるアキレスの物語です。 ものすごく省略し、自己の観点から書きますと・・・ 長年いがみ合っていたスパルタとトロイの和解交渉の場で、トロイの第二王子が、スパルタの王の妻を奪ってしまいます。 そのことに憤慨したスパルタの王は、兄であるギリシャの王に頼んでトロイに攻めます。 この場合どちらが悪いかというと・・・ トロイ側です 第二王子がスパルタの妃を奪ったことにより戦闘が起こりますが、そのことに心を痛めた、第二王子。 スパルタの王と自分が一騎打ちをして勝ったほうが、ヘレンとかいう元スパルタの妃を妻にむかえるという提案をします。 ここで気づいてください・・・ その提案自体がおかしくない? 人の妻を寝取っておきながら、しかも、戦争まで引き起こしながらそんなこといっちゃってます。 しかし、ここは対決しないわけには映画が進まないので、二人は一騎打ちをすることになりました。 しかし、この一騎打ちでスパルタの王が勝ちそうになったときに・・・ アホ王子逃亡 古代の一騎打ちとは今では考えられないくらい神聖なもの。 その一騎打ちで逃げ出すとは・・・ ということで、約束は破られ戦争は激化していきます。 その時活躍したのが、ブラピ演じる英雄アキレス。 皆さんもしっているようにアキレスはアキレス腱と呼ばれるところを矢で射抜かれてしんでしまうのですが、この矢を放ったのは・・・ アホ王子です 国を思って、アキレスと戦ったトロイの第一王子、子を国を思ったトロイの王、妻を奪われたスパルタの王、私欲のためとはあれ、正面から攻めてきたギリシャの王・・・ 皆死にます! 生き残るのは・・・ アホ王子です まさにいいとこ取りです。 おいしいとこだけ、がっつりもっていきます。 この映画をみてアホ王子に怒りを感じることはあっても、決して面白いとは感じませんでした。 その感想を持って、借りた友人にDVDを返しました。 私 「トロイありがとう」 友人 「で、映画どうだった?」 「どうだろ? 俺はいまいちだったな〜 あれってどこがおもしろかった?」 「そうだな・・・ 馬がいっぱいでてきたから 内容は関係ないじゃん と、ものすごく無駄な時間をすごした気がした一日でした。
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