ア イ デ ン テ ィ テ ィ 。 by胡桃。
2003年12月14日(日) 離れたくなかった。
金曜の会社の呑み会。
父が気を利かせて場所を変更してくれて。
2人の男の大ケンカもなく。
サブチーフとはなにげに語りの呑みができて。
とっても楽しい時間。だったのに。
最後の最後に。それはやってきた。
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それはほんの一瞬の。不意打ちだった。
電話の着歴を見て。電話をしようと外に出た。
誰もいなかった2次会のカラオケボックスの廊下。
泥酔してた私が悪い?
誰に対しても。普通であったことさえも。隙だったのか。
もぅ分からなくなってくる。
でも。一体誰が。会社の呑み会で。
そんなことを想像することできる?
もう。ショックが大きすぎて。部屋には戻れなくて。
幼馴染に助けの電話をかけて。迎えに来てもらった。
結局待っているうち締めの時間になって。みんなと一緒に店を出たんだけど
きっと。そのヒトは。会社でも『女好き』で有名なヒトだから。
私以外にもおんなじようなことされたヒト。
たくさんいるに決まってる。
それでも。この事実は。私に。途方もない打撃を与えるには。
充分過ぎる材料だった。
誰にも話さないで。なかったことにしたかった。忘れよう。
泥酔しながらそれだけを思ってたんだけど。
家で。彼と電話してるうち。悔しくて。哀しくて。泣けてきた。
ちゃんと説明しない私を。彼はすごく叱って。
私は全部を言って。また泣いた。
今日は。彼とバイバイするのが。つらかったよ。
本気で。一緒に。あっちに行きたかった。
『またすぐ逢えるから』
彼はそう言って。私を励ましてくれた。
バイバイしてから。
部屋に置いてあった飲みかけのローズヒップの入った。
彼と私のカップ。
洗っているうち。また。ちょとだけ。悔しくて。泣けた。
今となっては。
酔いもあって。詳細なことは覚えていない。
でも私。一言だけそのヒトに言ったの覚えてる。
『イヤだイヤだ。彼に顔向けできない。ヤメロ』
ソレが本当に。私のすべてのキモチだったんだよ。
オトメの誰かを『心底大好き』なキモチ。
フミニジルナ。バカヤロウ。
・・・・・・・・チキショウ。涙
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