ア イ デ ン テ ィ テ ィ 。   by胡桃。
2005年04月01日(金)  先生からの手紙。
今日。夕方買い物から帰ってきて。ポストを開けたら。

中学校の恩師の先生からの手紙が届いていた。

その先生は。結婚式で祝辞を頂いた先生で。

私のおとんも。おかんも。おねぇまで。習ったことがあると言う。

今では退職して。すっかり孫がかわいいおじいちゃんとなってる。笑

先日の新婚旅行で。実家の母を介して。

おみやげにカステラを先生に送ったのだが。

そのお礼のお手紙だった。

なんとも。いい手紙だった。泣きそうになった。

ただありきたりの近況報告みたいな手紙だけど。

達筆で。素敵な手紙だった。

先生のお宅は。うちの実家からすぐ近くのところにあって。

私も成人してから何度かお邪魔したことがあるし。

近くのスーパーなんかでも。

よくおかんと甥っ子を見かけるって言ってた。


実家のある『あの場所』はなんも変わってない。

そう思ったら。少し泣けた。

自分だけ。遠いところに来てしまったみたいで。淋しかった。

でも。いつかはこの場所が『自分の核』と言えるように。

私は頑張らなきゃ。


今日は。大学に勤めてた時の先輩のお宅に。呑みに行く。

私がこっちに来て。この場所になかなか馴染めなかったんだけど。

先輩は。何気に唯一とも言えるほどに。

此処ではいろんなことを話せた人で。

仕事を辞めてから。こうして会えたりするのは素直に。心から嬉しい。


バスの時間まで。と思い。買い物をして。ポストを開けたら。

先生からの手紙が入っていた。

夕暮れの薄闇迫る部屋で。手紙を読んだ。

いい手紙だった。

私も先生に。お返事を書こう。

縦書きの便箋を買おう。汚い字で。心を込めて手紙を書こう。



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