いきあたりばったり
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2003年11月03日(月) ちょっとだけゲイナイト

泊めてくれた友人とお別れして、いざ明治座へ。
前日おしゃべりに花が咲いて、朝の五時位に寝たので、
荷物も重いが身体も重い。
友人宅の近くのコンビニで、荷物は宅急便にお任せして。
メッチャおいしい団子屋さんで家への土産と、友人がチコ姉への
土産、そして2人でおいしそうな巻きずしを買う。
団子だけじゃなくて巻きずしも絶品!!
そりゃ、10時半で、店のものほぼ売り切れになるわな。
三鷹に行く際は、一駅延ばして多磨駅でおりてくらはい。
高尾山に行く際も、いったん途中下車。
本当においしい。

さて、明治座。
往年の大役者を・・・うわぁ、本当に松村さんが演出してるよ・・・。
カムカムの団員さんもたくさん出演していて・・・。
内容は、やはり小劇場との客層の違いが、苦しいところもあったけれど。
その苦しさも、舞台が進む上で、少しずつ役者が調整して。
まぁもともと、芝居の流れに影響するほどの苦しさではなくて、ちょっと苦しいな・・・。
位だったので、小劇場らしいところは、後半に連れて良くなっていくように思いました。
が、そんなにも小劇場要素があってもこの芝居を成り立たせたのは、
やはり「芝居」をやってきた人たちの演技のすごさ。
言葉が、セリフが重い。
さっきまで笑いに包まれていた空気が、一変する。
気が付けば、私も泣いていた。
引きずられるように、その場にいる役者の芝居まで格段に良くなる。
やばい。
マジヤバイ。
本当に凄すぎ。
力量の違いを見せつけられたというか。
いや、本当に。

その後、チコ姉からの連絡を待つために時間つぶし。
たくさん行くタクシーなどに、役者が出て行っているんだな・・・
と思いつつも、夜食用のおにぎりを買おうと、コンビニに向かったその時。
ちょうど地下鉄の入り口あたりで、前から歩いてくる2人の人の姿。
あっれれ??
チコねえと、カムカムの制作の鈴木さんじゃないですか??
すっごい、偶然。
その後、地下鉄で新宿に移動しつつ、チコ姉は、真剣にこの後、
バスの時間までどう過ごすか考えてくれる。
で、途中で鈴木さんとはお別れ。
わたしたちも、なんと!!噂のチコ姉宅にお邪魔することに。

「おかまが何人いるかは、運次第・・・」

と行った先には
「なに?みんないたの〜??」
のお言葉。
チコ姉の同居人のおかまちゃんは3人ともいた。
で、ご飯を食べてると、寄ってくるおかまちゃん。
ほんと、おいしいものや、甘いものには目がないみたいだ。
emileがいれば、大喜びしそうなくらい下品でお上品な会話が飛ぶ。
とてもじゃないが、此処では書けない。
いやぁ、楽しかった。
東京に来て、こんなにも笑ったのは初めて!
というくらい、みんなのつっこみや、ノリつっこみが凄まじい。
しかも・・・同い年の子がいてね。
その子は、これからオデエトだったんだけど、きがつきゃ風呂入ってるし。
その部屋のコスチュームは、見事にみんな、下はパンツのみだったんだけど。
ちゃんとお着替えした姿は、なに?そのかわいこちゃんファッションは!!
という感じの可愛い姿。
たくさん聞かせてくれた、喘ぎ声は、無駄に色っぽかった。
チコ姉にもおかまちゃんたちにも、多磨にいたっていったら。
「ばっかじゃやないの?いや〜ん、ホントバカ。何でうち来ないのよ!」
と怒られる。
バスで帰るっつてんのに、
「泊まっていくんでしょ。」
を繰り返される。
でも、口ではひどいこと言うけれど、細やかなところが凄い、優しい。
気遣いとか、さりげなくすごかった。

次も遊んでくれるってさ。ふふ。
でもさ、二十歳でアル中は・・気をつけなさいよ。ってなもんね。
でも。みんな見事なネコだから、僕の触手はうごかなかった。
でもほんと、こんな安全な宿はないよね。

そうそ、こんな旅の幕切れだったので、東京土産は最終日に!
と思っていたのだけれど、明治座で買ったせんべいのみになってしまった。
ごめんなさい。


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