いきあたりばったり
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舞台の上で、あんなにも鳥肌が立ったコトなんて一度もない。
ゲネが終わって、あんまりにも楽しいもんだから、みんなで。 フィナーレの後に 「お疲れ様〜」 「いや、だからまだゲネやって!!」 とか言ってふざけあっていた。 緊張は、全くしない。 けれど、集中はしていた。とんでもなく。 オープニングが終わって・・・(実はオープニングは、準備が完全に整っていなかった・・・はは。 ゲネではいてた、トゥシューズが行方不明だったり・・・いや、だから、脱いだら 脱ぎっぱなしだからそうなるんだよね) 楽屋で、メーク直しと、トゥシューズは、もう壊れていて爪も痛いけど、色的に古いものの方が良いか・・。 ということで、そのままに。 袖に入って、出番待ち。 前の子が終わって、ライトがいったん落ちる。 もう一度、照明がついたら、出る。 ところが、そこで一つハプニング。 音が先に始まってしまった。 しかも、照明あってるのに落とすし!! けれど、私たちう4人は動じることもなく。 「何をしているの?私たちが踊ってあげようと言うのに・・」 みたいに、本当に全く動じなくって。 終わったあと、裏で。 ここで、オロオロしたりしない自分たちに、すっごいよなぁ、うちら!! って、感心していたくらいだ。
途中のダブルと。ピケダブルがあまりにも上手く決まったとき。 舞台袖の先生と目があった。 その瞬間、涙がこみ上げて。 鳥肌が、ぶわぁってたって。 押さえるのに必死だった。 ラストのダブルがちんくしゃになってしまったのなんて、気にしてちゃ駄目だ。 最後まで踊りきって、見せつけて終われた。
そして、花のワルツ。 もうマジデ!!本当に幸せいっぱいで。 今でも瞬間瞬間思い出して涙が出せるほど。
フィナーレで、先生が出てきて視界に入った瞬間。 涙が出てきた。 私は、まだ、先生のバレエを踊るつもりだけど。 気がつけば、良きパートナーだった子が。就職で最後だったり。 みんなで、泣いた。
本とに、一生に一度あるかないかの舞台だったと思う。 反省点は、もちろんあるし。 まだまだ、もっと上手くなりたいとは思うけれど(へたっぴだしね) でも、本当に幸せで幸せな舞台だった。 今日、京子先生からもらった言葉は一生忘れたくない。
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