いきあたりばったり
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何を隠そうバッテリーが好きである。 某H嬢に進められたときは腰が引けていたが、 いかにも好きそうな内容だったので一巻を読んだ。 はまった。 4巻が、何故か最終巻だという思いこみに駆られていた私は、 4巻の文庫化を待って、2巻から4巻までまとめて買い。 一気に読んだ。 読み始めは真っ暗な冬空にお星様が瞬いていたが、 読み終わる頃にはお日様が顔を覗かせていた。 そういえば・・・買おう買おうと思って発売されてから随分立ってしまったので、 私が読んだのはもう春になろうかという頃だった。
終わってないじゃん! とすぐさま思い、本当に終わっていないと分かってホットした。 嬉しかった。 続きが読めると分かって本当に嬉しかった。
で、待望の5巻である。 やっぱりおもろい!! 帰りの電車の中で読んだんだけれど、きっと読んでる私の姿を見る人も 読みたい! と思っただろう。 にやっとなったり、ギュットなったり、唇を噛みしめたり。 勝手に百面相していたのだから、私は。 気になったに違いない!! だって〜面白いんだもん!!本当に。 中三の国語力アップのためにも勧めようと思った。 文章自体は平易だしね。
バッテリー。 実は、ずっと腐女子度数も萌度数もなしで読んでいた。 元々「純」文学少女な私は、こうした熱い物が大好きだ。 分かり易く燃えている物も好きだし、炎の一番青いところのように静かに、 けれど高温で胸を焦がされる、そんな熱さも好きだ。 ちなみに小学生の頃は、サンドの『愛の妖精』が大好きだった。 まあ、『ロンドン塔』も好きだったけど、牢獄の残虐なシーンが・・・。 (でもこれも純愛だったよね??確か。) ともかく!バッテリーは胸がじわーっとぎゅーっと、時にはくーーんと 締め付けられて、本当に心焦がされる。 だから決して、カップリングだとか、何にも考えず、純粋にただひたすら純粋に読んでいたのだ。 青波が「豪ちゃんのバカ。バカやろう。大嫌いじゃ。」 と言うまでは。 その瞬間、頭の中で光GENJIが歌い出した。 「よーおこそーここえ〜♪ホモエロパラダイス☆」 ローラースケートを履いて、縦横無尽に駆けながら。 ぐるぐるぐるぐる回る。 「青×巧」 いや、襲い受けでも良いか。 なんなんだ青波! どうしたいんだ青波!! やばい、この子ヤバイよ。(→ヤバイのはお前だ!) ホモ臭い。 一気にホモ臭が・・・。 良い香りだ。 あまずっぺー。
て違うよ! 青波がこんなコト言わなければ・・・。 私は純粋な少女でいられたのに・・・。
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