| 2002年02月26日(火) |
エキサイトおやじ発見 |
役所にいったとですよ。用事で。
でもって順番ば待っとったとですよ。
でもって番号呼ばれて窓口に行ったとですよ。
そしたらオッサンが一人、窓口で担当の人に大声で怒鳴りだしたとですよ。
「なんかーきさまーっっ！オレはさっきからずーっと待っとったとぞーっ」
えーと・・・あたしの番号呼んだのは、この窓口よね？
「そればなんかっっ！また手続きができんってゆうとかっ！責任者ば出せっ区長ば呼べぇぇっ！！」
窓口の人は完全無視。
オッサンはなおもエキサイト中。
オッサンの横で順番を待つ私。
・・・ちょっと笑えるのでつい吹き出してしまった。
久々にこーいう熱いオヤジを見た気がした。
燃えろオヤジ！！家庭内ではきっと小さくなっているだろうオヤジ！！
こんなとこでしかエキサイトできないだろうオヤジ！！
存分にストレスを発散してみろオヤジ！！！
すると「こちらへどうぞー」という物腰の柔らかい役人があらわれ、
熱いオヤジのテンションは一気に下がってしまった。
みるみる借りてきた猫のようになってしまったのだ。
プ。これが本来の姿なんだなと思うと、
またまた吹き出してしまった。
短い間だったけど、熱かったよね、オヤジ。
いつになく燃えたよね、オヤジ。
オヤジの後ろ姿に漂う哀愁は、二月の曇天によく似合っていた。完。
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