Dynamite徒然草
Dynamite徒然草

2002年04月17日(水) プレ幼稚園初日

さー息子よ、
今日はプレ幼稚園だ。

しかーし、三十路とはいえ母親歴はわずか2年と8ヶ月の私。
幼稚園に保護者として行く日が来るなんて・・と、
多少こっぱずかしく思いながら、
これも母の勤めよのーと、覚悟を決めて車を降りました。

で、園舎に入ると、まーやっぱり幼稚園でございます。
何もかもちーさくて、階段の段差も低くって、
すっかりガリバー気分です。

講堂に入ると園長先生(女性、四十代)が挨拶をはじめ、
「わたしがえんちょうせんせいでーす」と言う。
すると息子、「えんちょうせんせい?」
私が「そーよ、えんちょうせんせいだよ」と答えると、
息子「えんちょーせんせー えっ!」(NHKおかあさんといっしょの体操の歌)と踊り出す。

おいおい、やめてくれよ・・・定番過ぎるよ・・・

ひととーり話があった後、体操などで場が盛り上がり、
各教室に別れておやつの時間となる。
ここで息子は愛するプリンと遭遇し、すっかりおじゃると化す。
それからジュースの種類を問われ、
なにげにナイスな発音で「Apple!」と答え、先生から驚かれる。
(ここで母の鼻はひそかにカラス天狗になる)

最後に園の説明などを受けて全てはとどこおりなく終了し、
気分良く帰ろうとしたら、いきなり息子が暴れ出した。
園庭にあったすべりだいを指さして、
「すべびばびすべるぅぅぅぅぅぅっっっっっっっっ!!」と言い出したのだ。
しかし、はやいとこ車を動かさないことには、
後ろに止めてある人の車も出せないのだ。
ここは息子の要求を無視してとっとと帰らなければっっ!!

「こっ、公園のすべりだいにいこうよっっ」
「いやもーんっっ!!このすべびばびーーっっ!!」

泣きじゃくる子供を強引に車に引きずり込んでジュニアシートに縛り付け、
急いで車を出す私の手際は、誘拐犯に師匠とよばれるほどかもしれないと、
自分で自分を褒めたりなんかしながら、幼稚園を後にした。

いやはや、すべりだい見つけられたのはマズかった。
次はもっと早く来て車を後ろに止めておこうと思います。ええ。


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