| 2002年05月23日(木) |
こんばんは、中尾彬です |
うちの夫の口癖は、 「服がない」と「ネクタイがない」です。
しかし、彼の衣装部屋(六畳&二畳のクローゼット)には、 おびただしい数のスーツとカッターシャツがあり、 ネクタイハンガーには100本以上ぶらさがっています。 イメルダもびっくりです。
・・・・・・・・・・・・。
一日一本ずつ締めたって100日は持つと思うんだけどー?
彼は一体何をしてそんな言葉を吐くのでございましょう。 まあ、妻的にはそのワケはわかっております。 彼は博多弁で言うところの典型的な「好きやすの飽きやす」なのです。
※博多弁解説 好きやすの飽きやす=【移り気・きまぐれ】 好きになりやすく、飽きるのもはやい。熱しやすく冷めやすい。 博多んもんの気性をいちばん言い表す言葉。
お気に入りのネクタイやシャツ、スーツがあるとすぐ購入し、それらばかりをやたらと着まくったかと思うと、数週間もしないうちに 「オレは同じものばかり着とる。また探さないかん」といって購入してくるのであります。 まったくもってゲーノージンもびっくりです。
今朝もそーいって鏡に向かっておりましたので、 「ねぇ、もうどの店いってもアナタ好みのネクタイは買い尽くしとーけんなかろーもん?なんならいっそのこと中尾彬にしたらいーやん?」と冗談で言ったところ。彼はパッと目を輝かせ、 「おっ!その手があったか!!」と喜色満面。
・・・・・・・・・・マジデスカ?
ああああああいらんこと言わなよかった・・・
そんなことを考えている間も夫は鏡の前でグルグルと例のアレを巻くジェスチャーをして、「こんばんは、中尾彬です」とやっちゃってくれています。誰か止めてやってください。私にはもう彼を阻止することはできません。もしかして今夜、東京で彼は彬のアレを買ってきてしまうのでしょうか。うひー。
まあ、彼の衣装部屋にラメラメのスーツがないだけでもありがたくおもっとくべきでしょうかね。
|