2005年07月09日(土) |
でも、まだまだっす。 |
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あなたを受けるために 用意した 大皿は 濃紺の色をしていて 夜空の星座が描かれている
どこからでも 見守って
あなたが眠りにつくまで 悪い夢を 見ないように祈り続けた
月の袂 揺れる夕餉(ゆうげ)の蝋燭
たっぷりの水を注いで 危うげな 大皿は その波紋を少しだけ 物言いたげに揺らすだけなの
いつまでも 君を想う
覗き込んだ水面(みなも)は ほんの少し 涙みたいな味がしたんだ
いつまでも掴めない 現(うつつ)の如く
ねえ いつか
この揺り籠みたいな 大皿は あなたのために 割れてしまう日が来るんでしょう
濃紺から漆黒へと 色を変えて まるで砂漠の砂みたいに崩れて 音も立てずに消えてしまうかもしれない
でも それは 決して 悲しまれる事じゃない
此れがどんな意味か あなたには分かっているでしょう
前へ進めと 星が謳っているかの様に
でも どうか
少しだけ 涙を零して すぐには 代わりを探さないで
これから出逢う筈の 愛に気付くまで
字の読めないあたしに あなたが静かに謳ってくれたみたいに
砂時計の零れる音みたいに 漣(さざなみ)の音みたいに
あなたの耳の奥に広がっていくもの
薄い銀色の縁をしてた 夜空みたいな大皿は あなたが産声上げたときから きらきらと 小さく輝いてたよ
水面に映えるあたしの顔は いつでも 酷く滑稽な顔をしているけど きっと気のせいね
泣いてなんかいないもの 泣いてなんかいないはずだもの
きっと きっと
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なーんだっかなー。 てか、そろそろHP更新しろやって感じです。笑 書き溜めてるといえば書き溜めてるはずの文章とかね。爆
バンドのボーカルやってる知り合いが、日本語歌詞作ってそこから英訳したのを見せてくれたんす。(この前の復活ライブ行けなくてごみん。涙) 歌うのは英訳の方だけど、訳す前の日本語の文章の調子が何か好きで、それをちょっと意識しつつ書いたのですが・・・失敗。 てか、英語の歌の日本語訳とか見ると、ちょっと独特だなーと感じるのは私だけすか?? 何かイイ。爆
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