久々に写真集を買った。サブタイトルに、『しんでしまうということ』と。思わず手にとった。6×6の中板。やわらかい光。夜、朝、部屋の中、水。ただただ日常に有るものばかりが写っている。なんだか、とても儚いイメージなのだけれど、昔の事とか、少し考えもしたけど、不思議と感傷には捉われなかった。この写真達は、物事を諦める事無く、ただ、受け入れているのかもしれない。