F1.4 50mm
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2004年07月10日(土)

通学するほどに、同輩と交わるほどに大きくなると・・・・
子供は、自然に、彼らの好意を獲得しようとし、
また彼らの憎悪または軽蔑を避けるようになる。
・・・そしてまもなく、彼は、好意を獲得し、
憎悪や軽蔑を避けるには、
怒りだけではなく他の全ての情念も、
その遊び友達と仲間たちが喜びそうな程度にまで
抑制するほかに術がないことを知る。
こうして彼は自己規制という偉大な学校に入る。
(TMS.,p.145)




さて。
いろんな人が言うように、
これからは、圧倒的多数の苦しい人々と、
ごく小数の豊かな人々に分かれていくのかな?
まぁたしかに、19世紀のヨーロッパを目指してる。
と仰る通り、
被支配階級の人々は、
19世紀ヨーロッパの状態に近く成ってきてるかもね。

当時は10歳前後の子供が10時間労働を強いられ、
1年程度で体を壊して、親元に返されても、
すぐに死んでしまったらしい。

今の底辺の労働者は、
「契約社員」なんて言葉で働いている。
保証もなければ、
待遇も悪い。
時給は良いように見えても、
一生のトータルではぜんぜん低い。
正社員に登用されるのも、
全体の10%程度みたいだ。

政府はこれを目指してきてるみたい。
上手くいってると思う。

確かに、教授の言うとおり、
19世紀のヨーロッパの事を知らないから、
19世紀のヨーロッパを目指してる。
なんて、平気で言えるし。
19世紀のヨーロッパの事を知らないから、
19世紀のヨーロッパの事を目指してる。
なんて、誰かが言っても、
誰も文句を言わないんだろうね。

アダムスミスの弟子だ。
なんて言っても、言葉を借りて居るだけで、
目指しているモノはぜんぜん違うとおもう。








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