THE OTHER SIDE OF HEAVEN...Tomoe

 

 

好きなアルバム&またイデアを語る - 2003年12月15日(月)

えーと、書いてる時点で日付が16日に変わってるから、
アベフトシパパはお誕生日かな( ̄∇ ̄)37才おめでとうー。
私の友人知人って、12/16,17の生まれの人が数名いるので、
いつもこんがらかってしまう…。


昨日、ウエノさんZepp Osakaだったんですね。そういえば。
やたら時間が長くて、興味がないメンツだったので忘れてた。
レポ見たけど、2回出てきて、2回目はトリのあとだったので客がほとんど
はけたあとだったとか(つд`) さみしー
やっぱり夜で、もっとこじんまりしたイベントの方がいいな。
ほかの人の音楽を楽しめる余裕があるような。


◇◆◇◆◇
突然だけど今年印象に残ったアルバムベスト5ー(というほど新譜聴いてないけど…)

1. LAST HEAVEN'S BOOTLEG
2. SABRINA HEAVEN & SABRINA NO HEAVEN
3. 加爾基 精液 栗ノ花 [カルキ ザーメン クリノハナ](椎名林檎)
4. イデアの水槽(GRAPEVINE)
5. 君繋ファイブエム(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

1.は言うまでもなく、今年最大の事件だったから。思い出。
 ただなー、臨場感がないのは許すとしても、
 どこの会場録音かくらい書いてくれてもいいと思うの。
 こっちは、これが自分の行った会場の…とか思いたいのさ。
 そうしないんだったら全会場網羅するより、
 1会場全曲通して入れた方がいいと思うが。
 (そもそも全会場かどうかすらわかりゃしねえ)
2.は、実験作と思っていたら結局最後になってしまった…。
 でも考えてみれば「今回は途上。次作に期待」とか思っちゃう時点で、
 現時点に満足できてないことだから、やっぱり微妙だったらしい。
3.1st, 2ndとは全くカラーが違うけれど、聴くほど味が出る。
4.バラエティに富んでる。“つきぬけた”感が気持ちいい。
5.珍しく新人の1stアルバムを買った。半分くらいはジャケ買い(笑)。
 (ジャケ描いた中村佑介さん表紙の雑誌(200冊限定)を通販で買った。
  しばらくしたら売り切れてたー)
 もう少し1曲ごとの違いが出ればもっといいな。

洋楽の影響が出てる音と、文学系な歌詞、という組み合わせが好きなんだと思う。
言葉がつまらないなら洋楽聴いた方がいいと思うし。
5.以外は、4年前の好きなアーティストと変化がない…。
99年あたりだったら、ギヤ、無罪、Lifetimeとかいってた、間違いない。

私が一番時間と手間をかけているはずの人のアルバムが入ってませんが、
今年は当たりとハズレでいったらハズレ年だと思っているので、
5位にも入れない( ̄ー ̄;長年聴いてると点数も辛くなる。
ここしばらく生演奏中心の音しか聴いてないので、耳が打ち込みについていけるかどうか(苦笑)。
◆◇◆◇◆


<イデア ヘビーローテーション中>

イデア、気に入ってます。バインの近作の中では一番リピートしてると思う。
朝の目覚めの1曲目が「豚の皿」だもん(笑)。
壮大な「豚の皿」がラストではなく1曲目で、一瞬ひるんでしまうのがニヤリ。
ラストの「鳩」(ガレージっぽい)と位置が逆だったら全然イメージが違ったろうな。
豚の皿は聴けば聴くほど面白い。スターとかストライプってのはやっぱり星条旗?
《世界の終わりに降る雨のように荘厳なピアノのフレーズに…》とか
ジャパンで書いてあるのにはちょっと目眩がしたけど。
「シスター」は意外と難しくてはじめて譜面を2枚書いた(by西川氏)。
ギターソロと田中くんのシャウト好きさ。
“BPMはバイン史上最速”だそうな。
「ぼくらなら」はイントロからじわじわしみるな。PVのラストのオーロラを見上げるオオカミがいいぞ。
「ミスフライハイ」、イントロから緊張感が漂う。間奏の拍数が変わってるのが刺激的。
私はこの田中くんのねちっこい女言葉嫌いじゃないです(笑)。
「11%MISTAKE」は数少ない田中曲。コーラスが効いてるわー。
「SEA」はバイン史上最低速曲だそうな。ガラスの海の世界、はジャケの風景にも通じるね。
そんなにひねってない歌詞、ピアノの音がきれいだ。
「Good bye my world」はイントロからいかにもバインって感じがする。
サビの「認めてしまえよ〜」のところが好き。
「Suffer the child」意味があるのやらないのやら(笑)。
「アンチ・ハレルヤ」これも目立つ曲だなー。田中くんの歌い方!(笑)クセになります。
シンセ使いに80年代フレーバーが、という評を見てなるほど、と思った。
「会いにいく」ストレートなラブソングだ。ドラマ仕立てのPV、はじめて見ました。
「公園まで」夫であり父である田中氏の率直な気持ちじゃないかな。名曲だ。
「鳩」ロックンロール、イェーって感じ(笑)。あーこのドラムの音いいっす。
間奏にハンドクラップが入ってたりー。えへ。
歌詞は平和の象徴である鳩を歌ってんだけど、やはりストレートじゃない…。
豚と鳩、どっちも社会とか平和とかをテーマにしてる、やはりシンメトリーだな。

※JAPAN、newsmaker、パチパチ、トーキンロックなどを参考にしたようなしてないような。


前の作品は、やっぱり西原氏の去就が微妙なままだったのが影響してるのではないだろうか。
彼が休む前後か復帰の前後に(脱退よりだいぶ早く)、関係者とつながりのある友達から
「リーダー、やめるらしい」ときいたから、きっと内部でいろいろ話し合ったんだろうな。
音楽性の不一致とかならともかく、病気による脱退という、一番悲しい結果になってしまった…。
そんな彼も自分のバンドThe Latersで頑張ってる ようでなにより。
ものすごくHPの更新がマメで驚く( ̄ー ̄;)
LatersをLetters(手紙)と間違える人が多いみたいで注意してた。
そしてメールをまとめて消してしまったらしく詫びてるのがかわいらしい(笑)。


イデアにはいろんなタイプの曲が入ってる。
曲によってはミスチルっぽいだのスピッツっぽいだのミッシェルっぽいだの(笑)、
いろいろ言われてる。(妥当かどうかはよくわからんけれど)
若手のアーティストにありそうな、「俺らこんなこともあんなこともできるんだぜ!」みたいな、
(プレゼンテーションのような)自己主張ではなくて、
ほんとにいろいろやるのが楽しくてしかたがない、という印象を受けた。
プロデューサー根岸氏が抜けたので自分らで一からやる、
インディーズ時代のような新鮮さも影響してるのかも。
もし西原さんが休むと同時に脱退してたら大変だったかもしれないが、
彼抜きで活動していた期間があったので、3人のバインでも続ける自信ができたのかもしれないな。
音人かなにかで立ち読みした記事にあったのだが(うろ覚え)、
「バインが4人でなければならないと決めてたら今の彼らはなかった」みたいなこと。
メンバーが抜けても交代してもやっていける強さ。
やめなくてよかったなあ。
リーダーはバインの曲絶賛してるし、メンバーとつき合いもちゃんとあって、
自分なりに音楽を続けてるのがほっとする。
きっと苦労もあるんだろうけど。
あの4人の中ではリーダーが一番(外見が)タイプで、ベースも好きだったので
やめて残念だったが、HPの写真でいい顔してるので嬉しい。
誰のファンかっつーと田中なんですが、私は本来しょうゆ顔苦手なので…。


昨日、SCOPE JAPANでバインのPVを投票の上位11曲分を見た。
新しめの曲群中に、「スロウ」、「光について」など、昔の名曲が入ってて感慨。
最近のになるとPVもほとんど初見で新鮮だった。
1位、2位が最新曲(ぼくらなら、会いにいく)で3位がスロウ、4位が光について。
確かスロウか光についてあたりがオリコン最高位じゃないだろうかと思う。
スロウは10位だった記憶がある。あれは文句なしの名曲だもんな。
「ドリフト160(改)」のPVがかわいいな。亀ちゃんがミシン使ってるやつ。
メンバーが演奏しているイラスト、似てるなあ。
SCOPE見て初めて、自分は「BLUE BACK」が好きであることに気づいた…。
4人+1人がひたすら演奏する、低予算(に見える)PV。
全員が内側に向かって演奏してるのが、セッションぽくてよいなと。
昔は、バインの「どうしようもない切なさ」感を大好きだったが、
実は「メジャーでつきぬけた感じ」の曲も好きなのかも、と思った。
どうやら一般的には、Hereが初期の完成形と見られて、その後のアルバムから
次の段階に入るという評価みたい。
そういえば私がツアーに行ってたのってたぶんHereまで。
Circulatorがあんまり好きじゃなくて次からあまり熱心に行ってない。
アナザースカイの方がサーキュよりは好きだが、カリーのサウンドトラックツアーの
ときは引っ越し準備中だったような…。
で、夏のイベントでなんばHatchで見て、他のバンドよりキャリアがある分堂々として余裕があり、
楽しそうに演奏してるのが心に残って、「あ、大丈夫だ」と思ったのでした。
あの頃すでにレコーディングの途中だったはず。


バインの詞世界は田中くんの精神状態がそのまま反映されてると思う。
昔は若さもあり、自分の思うとおりにいかないもやもやした気分やひねくれ具合が前に出てた。
今は結婚・お子さん誕生がいい風に働いたのか、幸せを素直に幸せと言える、
柔らかい作風になってきてる。
それでもひねくれてるところは変わっていないので、やさしいラブソングばかりでもなく、
斜に構えた作品もちゃんとあるのがいい。


デビューして5〜6年くらい経つのかな。
すっかり中堅どころになって落ち着いてく時期。
同じくらいのキャリアの人たちでも、やめてる人いっぱいいるし、
方向転換をせざるをえない人も多いだろう。
あせって無理にいろいろやろうって感じではなく、思いついたアイディアを
バンバン打ち出してるような、今の雰囲気は良いと思う。

ファンクラブを2年でやめてしまったので、あまり偉そうなことは言えないのだけど(汗)。
沈黙の臓器ツアー(大阪)は平日なんだ。ちゃんと行けるかな〜


それにしてもスカパーはいいっす。新曲のPVをいちはやく見れる。
どの時間帯もなんかの音楽流れてるもんね。
BGMがわりにスペシャVMC(PVばっかり流れるやつ)とかかけてます。
たまに気に入ったものはメモってみたりしてます。
MTVはあまり見ないのです。スペシャ、Viewsic、VMC、アニマックス(笑)が多い。
ただ、ずっと音楽チャンネル見てるので、深夜にネット見るまで
フセイン拘束のニュースを知らなかった( ̄ー ̄; 浦島太郎化注意。


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