浅間日記

2004年03月14日(日) 春風とジャムの一滴

ああ、春だ。
HとAと3人で家の大掃除。中も外も。
秋に掃き残した庭の落ち葉を片付け、玄関前の野ばらを剪定し、
玄関前を掃き清めて水をまく。
家の外の掃除や手入れができるというのは贅沢だ。
住まいの中に、そういうスペースがあるということが。

★

「春よ来い」をAに歌ってやったら、「里」って何だと聞かれた。
同時に「野」って何だ、とも。
山に来た里に来た野にも来た、の里のことで、何と説明するかしばし熟考。

最近のAは、聞いたことのない言葉にとても敏感に反応する。
すぐに意味を知りたがり、知ればすぐに使いたがる。
言葉の海へ漕ぎ出したのがよくわかる。ようこそ世界の大海原へ。

★

まだ少し早いと思ったが、イチゴを買い付けジャムをつくる。
本当は酸味の強い女峰がベストだが市場になかったので我慢。

Aは山ほどのイチゴに、喜びのあまり嬌声をあげている。
ヘタを取る作業を一緒にするも、2つとるうち1つを口に入れるので
能率の悪いこと、お腹が膨れること。とうとう取り上げたら、泣いた。
散々食べたくせに全然もらえない人みたいに泣くので、
文句を言ってわんわん泣く横で、何言ってんのよとげらげら笑う。

2日火にかけて、ようやくできた。
これをつけるパンはどこで手に入れよう。楽しみ。

★

市長選。
保守的なこの街は、どんなに高齢だろうが再選が弊害をもたらそうが、
現職が強いのだろう。どうしても。
何かを変えたいと市民が思っているようにはとても思えない街だ。
だから街のあちらこちらがもう壊死している。

一票に僅かな望みを託す。たった20万人都市といっても
一票は大河の一滴だよなあ。


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