・・・あれだ。普段ワルぶってるおいらもやはり子供だったころの思い出ってのは大事にしたいわけだ。おれっちも今はこんな汚れた大人になっちまったけどよ、いや大人になったからこそ子供時代の感動とかは大事にしたいとたまには思ったりしないこともないわけだ。それでさ、普段からそういうものをいちいち宝物にしていると主張するような坊ちゃんじゃないけどさ、自分の大事な想い出とか感動があからさまに土足で踏みにじられるような事態が起こっていて、それが眼に入ってくるのなら、やはり戦わなきゃいけないと思ったりするわけだよ。うん。ちっとばかしおセンチで恥ずかしいけどよ、そんな極端にまちがったことをいってるわけでもないよな。んで、なにが言いたいかというとな・・・
俺が子供のころに児童図書館で慣れ親しんだクマノミはあんな気持ちわるいクリーチャーとは絶対違う!!
つーことだ。わかったかディズニー。いや、早い話「ファイティング・ニモ」なんですが、あれは確かクマノミだよね?たしかさ、学習漫画かなんかで海の世界とかそんなやつになるとレギュラーで出てくる奴だよね。それでさ、イソギンチャクかなんかの群れを隠れ蓑にできる唯一の種類でそれで外敵から身を守るお礼に、イソギンチャクのお掃除やさんになっているんだよね?そんでもってその話がよほど教育関係者に受けたのかそこらじゅうで引用されていて結構メジャーだったとおもうんだが。
んでさ、おれも結構ファンでさ。イソギンチャクとクマノミのカレンダーとか見ては、なんかいいなあと思っていたんだ。そんで、まあ、なんとなくだけどそれなりの愛着をクマノミには抱いていたんだ。
そこでディズニーのこの仕打ちですよアナタ?なんでクマノミが人面魚も真っ青のキモい系クリーチャーになってるんですか?ってゆーか誰か声を大にしていってくださいよ。アレはキモいって。オッサン顔で野太い声をだすクマノミなんて勘弁してくれよディズニー・・・。頼むよ、ジャングル大帝パクっても、ナディアパクっても、キテレツ大百科ぱくっても個人的には許すからさ・・・。あくまで個人的にだけど。
しっかしイソギンチャクとクマノミの話も今考えると「助け合い」というよりも「官僚主義的癒着」のお話に聞こえてきてしまうのはなんでだ?俺が汚れたのか当時の教育関係者からして実は腐っていたのか・・・。どっちかが汚れているのは確実だとおもうんだけどさ。
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