えー・・・ワールドカップですな。うるさいですな。
アレだ、本当に日本人はそこまでサッカーに関心あるのかとか、渋谷の暴徒どもは反社会的な趣味人としてとっとととりしまれとか、本田という選手は野球に例えるとメジャーに挑戦した新庄レベルじゃないのとか、いろいろいいたいことはありますけど、まあ、いいです。とはいえなんだかんだでやってたから見たんですが。
なんかね、フリーキックのとき日本の応援してる人がね、なんか手をかざしてハァーッとかやってるの、一瞬アレなんなのかと思ったけどアレはアレだよね。パワー送ってんのよね。気付いた瞬間、失笑してしまったわけなんですが。
そんな選手でもない応援席のお前さんが手をかざしてハァーッとかやったところでナンもかわらんだろうに。それを真剣な顔してやっているからタチがわるい。そういや、アレだな、「ニッポン!ニッポン!」とかいう応援のしぐさにも選手たちにパワーを送るとかそういう意味があったよーな。・・・元気玉かよ。いつのまにか日本の皆さまはサイキッカーかZ戦士になってパワーを送ったり送られたりする超能力国民になっていたようです。
普通は神様に祈るっていうのが世界的にはスタンダードなんですが。無宗教をこじらせた日本人はついに本人が直接パワーをおくるという境地に進化したようです。なにこのダサい超能力というか無能力集団。
コレ、案外わらってもいられなくて、この「気」とか「パワー」とかでアコギな商売をする新興宗教まがいもでていたりするわけで。案外人間っていつまでも子供でこういうところから結構なおっさんとかおばさんもはまってたりするわけですな。神とかそういうものがないとここまでダサいのかとほとほとあきれてしまったりするわけですが。
こうなったらいっそパワーおくるのは国家がみとめた専門職にかぎったらいかがでしょうか。現在、日本でまがりなりにもそんな力をもっておられると思われるのはアントニオ猪木先生だけなので、これから国家的な重要なスポーツの大会には片っ端から応援団長として出席していただいて、応援席からパワー(笑)を集積しつつ倍化し選手に送る重要な機関になっていただきたいと。うん、アントンだったらおまいらのチンケなパワー(笑)もなんかすごいことにしてくれるって。
後継者には候補としてはマツオカシュウゾウとかもいけるかもしれませんな。パワー(笑)とかいうならとにかく本当にヘンなパワーを持ってる人がひとりは応援席にいないとだめですって。
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