2004年09月10日(金) |
MIND GAME(と) |
あやめを付き合わせて観てきました。三回目。
近場で二回観ましたが、上映期間終了後も「また観たい!」熱が収まらず、渋谷まで出かけてきました。そんなに好きなのかー? 好きみたいです。
何度観ても面白いんですけど、三回目が一番楽しめた気がする。 もう筋が分かってるので、物語を追うことなく画面だけを充分堪能できたからかなー 「素直に、誠実に、のびのびと!」の言葉通りに動くキャラクター、特に主人公の自在な変化が楽しくって堪らない。 切り取られた現実のひとこまヒトコマに懐かしさを感じるのが不思議です。観たはずもない風景に感傷的になってしまうのは何故なんだろう。 MIND GAMEのタイトルの後、テーマ曲が流れ出すと、殆ど反射的にほろほろ涙がこぼれてくる。脱出の長いながーい、過去との再会と決別(助けられたり乗り越えたり…)の果てに待っている未来予想図、再度繰り返される過去のフラッシュバックに笑ったり胸が痛んだり。 そして見終わると、満ち足りた、幸せいっぱいの気分になってる。なんだかちょっと前向きに頑張りたくなるような。 大言壮語したくなるよな高揚感じゃなく、身の回りの些細な出来事を慈しみたくなるような。
パンフに高野文子が文を寄せてるのは何となく納得。 「奥村さんのお茄子」や「美しい町」、後なんだっけ、女の人がシュークリームもってバスで婚約者の家へ行く話、あれに通じるものを感じる。 表現の仕方は違うけれど、漫画とアニメだから違って当然なんだけど、どちらも何気ない一瞬の重みを感じさせてくれるようなー。 違いといえば原作も読みました。面白かったけど、私が通いつめたくなったのはアニメオリジナルの部分によるものなんだなーと分かった。
声や脚本については疑問もあるけれど、一度は見ておかなければ!の作品。できれば劇場で。
もっとちゃんと書きたいけど、睡魔に負けそうです。。。
あー「小鳩亭」じゃなくて「小鳩邸」でしたね。ごめん。
でもって私信:MIND GAMEだよー、見て! そしてそこまで分かってるなら「大阪豆ごはん」春に持って来て。
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