強くなれそうな気がしてた。春の訪れと共に、舞い込んできた朗報。君が此処へ来る。其れだけで。強くなれそうな気がしてた。春になって、君が来て。いつでも、二人。笑顔で、楽しくて、嬉しくて。夏の眩しい太陽と共に、元気を取り戻して。だけど。あたしは、気付いてしまった。弱さを忘れていく自分。弱いという強さを失うコトが、怖かった。そう、あたしは自分から。再び、この場所へ飛び込んだんだ。↑投票ボタン。皆が離れていくのが、怖かった。あたしは、同情が欲しかった。誰でも良いから、あたしに心を向けて欲しかった。でも・・・もう、そんな時代は終わり。あたしがあたしで居るコトを、もっと見つめていたい。常に「サユリ」である必要は、無いと想う。あたしのままでも、傍に居てくれる人は、沢山居ると気付いたから。弱さは、決してなくなりはしないけど、だけど。少なくとも、此処や不特定多数の誰かに吐き出さなくても、大丈夫。弱いあたしは、あなたが見ていてくれるから。たった一人、大切な人が、見ていてくれるから。